今回は床のフロアー模様替えリフォームのご紹介です。
N様よりお電話で『既存のフローリング床を白くしたい』とのお問い合わせを頂きました。
さっそく現状のお家の床を確認させて頂きました。
築年数も浅いので現状の床の状態は良くてしっかりしています
リフォームの場合は床の状態が良いと既存床の上から重ね貼り施工が多いです。
ただ、1つ気になる部分があります。
最近の住宅は床がバリアフリーになっていて既存の建具の枠材などの段差がほとんどない状態です。
N様のお家も開口部の段差が無く、サッシ・戸襖・リビングドアの開口部はほぼフラットです。
築年数の経過したお家のリフォームの場合は、たいてい段差があるので重ね貼りをしても厚みの余裕がありますが、近年はバリアフリー住宅が主流になっているので今回のような模様替えで一般的な厚みのリフォーム床を貼ってしまうと建具枠部分だけ凹んでしまって納まりが良くありません。
こんな風に通常の床材ですと建具などの開口部よりも床が上がってしまい、これでは折角のバリアフリー床が台無しになってしまいます
そこで、今回取り入れた床材は1.5㎜の厚み”WPBリフォームフロアー”です
WPB(ウッドプラスチックボード)は、リサイクルされた樹脂と木粉を原材料として、薄いシート状に加工した木質系プラスチックボード。
わずか1.5mmの薄さでも、へこみやすり傷に強い素材です。
既存の床の上から専用テープでの施工になります
床を変更したパースでご提案しました。
今回は天井と壁のクロスと一緒に照明も変更しました
LDKは朝からスタートして夕方には完成しました。
1日リフォームです
既存の床と今回新しく貼ったリフォーム床の画像です。
1.5mm厚なので、開口部の納め処理が不要。
1.5mm厚だから、サッシの枠に突き付けても段差ができにくく、ドア下のすき間にもそのまま貼れます。
開き戸のドア寸カットは不要で、引戸の敷居にも突き付けOKです。
段差も目立たずに綺麗に仕上がりました
ドアもご希望でホワイトに塗替えしました。
いかがでしたか?
床の色を変えるだけでイメージもかわりましたね。
今回ご依頼頂きましたN様も弊社以外に2~3社お見積りをされたと伺いました。
が、やはりどの業者も段差が無いので建具の取り替えをご提案されたり、塩ビのクッションフロアーやフロアータイルなどを貼るご提案の中、
弊社がご提案したWPBフロアー材を気に入って頂き、また工事費用も他社にと比べてお値打ちだったの事でご依頼頂きました。
模様替えしたいけど床と枠の段差が少なくて貼り替えしか出来ないかな?と諦めている多いと思います。興味がありましたらお気軽にご相談下さい